「テレビを壁掛けにしてリビングをスッキリさせたい!」
そんな時は、壁掛け専用の金具を取り付けることで専門業者に依頼しなくても簡単にテレビを壁掛けにすることが可能なんですよ。
壁掛けテレビにするこで「ライフスタイルに合った高さに設置できる、お部屋がスッキリするからスペースを有効に使える、子供が触って倒れる心配がない」など様々なメリットがあります。
例えば…壁掛けテレビにするには下記のような方法があります。
⑴ 壁掛け専用の金具を取り付ける
⑵ 壁を加工してテレビ本体を壁に埋め込む
⑶ ハイタイプのテレビボードを設置する
⑷ エアーポールを設置してテレビを吊る
など様々な方法がありますが、こちらの記事では壁掛け専用金具の取り付け方法についてご紹介しています。
Step① 超簡単なシンプルテレビボードを作ってみよう
①-1 既存テレビボードの撤去
こちらは以前、設置したテレビボードですが撤去して新しく作り直したいと思います。
テレビの設置高さの変更と左右角度調整をできるようにするために少しコンパクトサイズで作ることにしました。
①-2 必要な道具は?
- 充電式インパクトドライバー
- 充電式ブロワ
- 丸ノコ
- 丸ノコ定規(T型)
- ガイド定規(L型)
- スコヤ
- スケール
- 下穴キリ
- 鉛筆
- 下地探し専用工具
- 水平器
※あとは作業台もあると便利ですよ。ホームセンターの資材コーナーなどで購入できます。
①-3 シンプルテレビボードを製作する
それではシンプルテレビボードの製作についてご紹介していきます。
テレビボードはテレビの裏に隠れるサイズにしたいので、寸法:W565×D130×H410mmで作ることにしました。
※テレビサイズは40V型を使用しています。
まずは丸ノコを使って必要な材料をカットしていきましょう。
組み立て時は接合部に段差や隙間ができないように注意してくださいね。
便利アイテムのコーナークランプを使うとビス止め作業が簡単にできるのでとても便利ですよ。
組み立てた枠の内寸を測り背板をはめたら、とっても簡単なシンプルテレビボードの完成!
テレビボード作りに使用している材料は枠:赤松集成フリー板、背板:シナランバー集成材
Step② テレビボード&壁掛け金具の取り付け
②-1 施工の重要ポイント‼
テレビを壁掛けするときの重要な注意点を確認しておきましょう!
【一般的な木造住宅の場合】
① 壁が石膏ボードで裏側に柱や間柱がある場合は取り付け可能
② 壁がべニアなどの合板で補強されていて柱や間柱がある場合は取り付け可能
※取り付けたい場所の壁が石膏ボードのみの部分には絶対に施工しないでください。 壁ごと破損し落下する可能性があり大変危険です。
【その他の場合】
① 壁がコンクリートの場合は取り付けがとても困難です
② 壁がレンガ・タイル・石などの仕上げ材が貼ってある場合も取り付けは困難です
③ 賃貸物件にお住いの場合は、壁にビス穴をあけることが禁止されている可能性がありますので確認をしてください。
上記の場合は専門業者に依頼をして施工するか、または他の方法でディアウォールやラブリコなどを使ってテレビを壁掛けにしてください。
②-2 テレビボードの設置
まずテレビを設置する場所に下地がいるか確認しましょう。
下地探し専用工具を使って壁の中に柱や間柱があるかしっかり調べてください。
下地が確認できたら柱や間柱の芯にビス止めができるようにテレビボードの位置出しをします。
テレビボードの位置出しができたら下穴をあけてビス止めしていきましょう。
※テレビボードを取り付けの際は水平器で水平を確認しながら固定してくださいね。
②-3 壁掛け金具の固定
テレビボードの設置ができたら壁掛け金具を取り付けます。
専用金具の位置を出し、下穴をあけてビス止めしていきましょう。
今回、使用している壁掛け専用金具はダブルアーム式で下向き左右調整が可能なタイプを取り付けています。
出典:Yahoo!ショッピング
Step③ 壁掛け金具にテレビの設置
最後に取り付けた専用金具にテレビを引っ掛けて角度などを調整しながら固定します。
そして各配線や外付けハードディスクなどの器具を設置して作業終了です。
③-1 最適なテレビの高さは⁉
テレビの設置高さについてはかなり悩みましたが、床からテレビの上端でH=1450にしました。
※テレビのサイズによって見やすい高さが違うと思いますので参考程度にしてくださいね。
ソファやダイニングチェアに座って見るにはちょうどいい高さだと思います。
【まとめ】壁掛けにする最大のメリット!
テレビを壁掛けにする最大のメリットはインテリア性。
壁掛けにすることでスタイリッシュでお洒落な空間を作ることが可能になります。
そして壁掛けテレビのメリットはまだまだありますよ。
・スペースを有効活用できるからお部屋スッキリ!
・地震の時にテレビが転倒しない
・小さい子供がテレビを触って倒してしまう心配がない
メリットばっかり書いてしまいましたが、デメリットは壁掛けにすることで目立ってしまう様々な配線!
配線がごちゃごちゃしていると生活感がでてしまい見栄えが悪いので、配線カバーなどで1つにまとめてください。
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