お洒落な収納家具が欲しいけど「好みのデザインがない、ちょうどいいサイズがない、予算的に厳しい…」などで悩んでいませんか?
例えば、リビングにインテリア性の高いキャビネットを置きたくて色々と調べてみると結構な価格していますよね…
しかもライフスタイルなんて人それぞれだから、これだって家具を見つけるのは至難の業です。
デザイン、価格、実用性に妥協したくないならライフスタイルに合わせたオリジナル家具を作っちゃいましょう!
こちらの記事では家具の作り方や必要な材料&道具についてご紹介しています。
- Step① ラフスケッチ&設計図を描いてみよう
- Step② 必要な材料は?
- Step③ 道具を用意する
- Step④ 木材をカット
- Step⑤ 各部材の組み立て
- Step⑥ 家具を塗装する
- Step⑦ 扉の取り付け
- Step⑧ 可動棚の設置
- 【まとめ】木工DIYの手作り家具には愛着がある!
Step① ラフスケッチ&設計図を描いてみよう
まずは家具の全体的なイメージをラフでいいので描いてみましょう。
このラフなスケッチは、とても重要でイメージしているものを製作できるかどうか決まってきます。
次に設計図を描いていきますが難しく考える必要はありません。
設計図というより詳細がわかる程度の図面でいいので、イメージしているデザインや寸法などを書いていきます。
家具の寸法(幅・奥行・高さ)、色、実用性を考慮しながら詳細を決めていき、各部分のパーツ詳細も書いていきましょう。
きれいに書く必要はないので、わかりやすさを重視してくださいね。
Step② 必要な材料は?
それでは作成した図面を基に必要な材料を揃えていきましょう。
今回のDIY家具作りで使用している材料はスーパービバホームで購入可能です。
キャビネットの各部分に使用している材料をご紹介していきます。
天板:赤松集成フリー板×1枚
側板、底板、仕切り板、棚:シナランバー集成材×2枚
背板:針葉樹合板×1枚
扉:メルクシパイン集成材×1枚
キャビネットのイメージは木目が目立つ存在感のある家具にしたかったので、天板には赤松集成フリー板を使用して扉はメルクシパイン集成材を使うことにしました。
Step②-1 ホームセンターの木材カットサービスはかなり便利!
時短のため工作室で木材のカットをしてもらおうと店員さんに話しかけてみると…
私:「すみません、工作室はやってますか?」
店員さん:「時間って大丈夫?」
私:「え⁉」
店員さん:「かなり混んでて2時間待ちなんだよね」
私:「嘘ッ! そんなに!」
工作室の前をよく見みると、木材を載せた台車で行列ができてる…
さすがに2時間も待っていられないので、諦めて自分でカットすることにしました。
でも、あの光景を見ちゃうとDIYって本当に人気でライフスタイルの一つなんだなと感じますね。
ん~皆さんが何を作るのかとっても気になります!
Step③ 道具を用意する
家具作りに必要な道具達をご紹介します。
- 充電式インパクトドライバー
- 丸ノコ
- 充電式ブロワ
- 丸ノコ定規(T型)
- ガイド定規(L型)
- スコヤ
- スケール
- クランプ
- 木工用キリ
- 手ノコ
インパクトドライバー、丸ノコの電動工具はDIYの必需品なので用意してくださいね。
>>DIYの必需品や便利な道具については、こちらをご覧ください。
Step④ 木材をカット
ここからは図面の寸法を確認しながら各パーツにわけて木材をカットしていきましょう。
天板などの長物を切るときは、丸ノコに定規(T型)を装着すると簡単に真っ直ぐカットできるのでとても便利ですよ。
天板の端部は丸ノコの角度を調整して斜めにカットしています。
Step⑤ 各部材の組み立て
意匠的になるべくビスを見せたくなかったので、部分的に木ダボを使って材料を固定していきます。
まず木ダボで固定する位置を出して木ダボと同サイズで下穴をあけます(※下穴をあける際は貫通しないように気をつけてください)
次に下穴の中に木工用ボンドを少し入れて木ダボを差し込み部材を組み立てていきます。
段々と家具っぽくなってきましたね!
箱が出来たら脚を取り付けます。 脚は全てが同寸法になるように慎重にカットしてください。
切り口が曲がったり長さが違うと家具自体の水平がとれずガタつきの原因になってしまうので気を付けましょう!
Step⑥ 家具を塗装する
次の作業は塗装なのですが、今回のキャビネットには色を塗りません‼
木目が綺麗な家具にしたかったのでクリアの塗装で仕上げたいと思います。
「なぜクリア塗装をするのか?」
それは傷や汚れから家具を守るため!
そしておすすめの塗料といえば「原料にこだわった安心&安全なミルクペイント」、使用するのはトップコートクリア(UVカット)をハケで家具本体や扉に塗っていきます。
>>ミルクペイントについては、こちらの記事をご覧ください。
Step⑦ 扉の取り付け
家具の前面は一枚板のイメージなので扉は4枚の割付けにしています。
ちょっとしたこだわりで、扉は押した勢いで開くプッシュオープン機能付きにしました。
まず用意するものはプッシュオープン機能付きスライド蝶番とプッシュオープンキャッチ
木工用キリ35mmで扉の裏面を座掘り、スライド蝶番本体を取付けます。
後は家具本体の側面に座金を取付けたら扉をセットしましょう。
※スライド蝶番本体と座金は必ず水平になるよう固定してください。
扉がセット出来たらプッシュオープンキャッチの取り付けを行います。
蝶番やキャッチの取り付けは結構面倒な作業ですが、商品の説明書に取り付け寸法や手順など記載されているので確認してから作業してください。
Step⑧ 可動棚の設置
取り付けはとっても簡単!
棚柱、棚受け、ビスを使って可動棚を作っていきます。
まず棚柱を必要な長さでカットし、ビスで固定していきましょう。
後は棚受けを付けて棚を載せたら完成です。
【まとめ】木工DIYの手作り家具には愛着がある!
好みのデザインや、部屋のインテリアに合わせた家具は特別感があって嬉しいです。
家具作りには手間がかかり大変かもしれませんが、色々考えながら作ってる時って結構楽しいものですよね
作業日数は、工程ごとで分けると「木材の加工に1日、塗装に1日、組み立て&調整に1日」なので3~4日程度で作ることが可能だと思います。
各材料&価格の一覧
- 【天板】赤松集成フリー板:4,980円
- 【側面、底面、仕切り、棚】シナランバー(ファルカタ集成材):4,380円×2枚
- 【扉】メルクシパイン集成材:6,980円
- 【背板】針葉樹合板:1,100円
- 刷毛(70mm):118円×2本
- 下げ缶:118円×2ヶ
- ミルクペイント(トップコートクリア):3,280円
- スライド蝶番(プッシュオープン機能付き):458円×8ヶ
- プッシュオープンキャッチ:698円×4ヶ
- スリム棚柱:408円×4本
- スリム棚受け:978円
- 木ダボ(約8×30mm):598円
- 細ビス(45mm):528円
材料費合計:35,764円
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